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おいしい玄米

Client : 株式会社神明
package design / photo direction : 有田真一
#package design

2019
玄米食は地味かもしれないけれど一定のニーズがあり、少しずつ伸びていく分野だと思うが、そういったニッチな市場、新しい市場への挑戦にデザインを入れることはワクワクする。まだバラエティーに富んだデザインが展開されていない分野だと、デザインにおいては新しい表現ラインを狙うけれど、一定の超えてはいけないラインを見極められるかが重要だと思う。あまり革新過ぎても誇大広告だし、かと言ってまだどんな表現がベストなのか踏み固められていない分野だと、消費者にとって丁度いい、とっつきやすさがどこなのかアートディレクションが重要で、かつリテイル向けのパッケージは栄養素や新製法など、訴求するために文章を入れなければならず、情報の優先順位をつけながら、情報物ではなく印象物として全体のまとまりがターゲットにどんな印象を与えるかまとめ上げ方がデザインの肝になる。神明のおいしい玄米のパッケージはフォトディレクションからパッケージデザインまで担当している。狙いとしては従来の商品の健康食っぽさだけに止まらず、ちょっとプチ贅沢、丁寧な暮らしのニュアンスが入っていると思う。
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